助成対象者の活動報告と所感

〈2023年度助成〉

野明 花菜 選手———スケート分野・スピードスケート

活動報告(2024年1月1日〜2024年12月31日)

競技大会名(期間) 第96回 日本学生氷上競技選手権(2024/1/5〜1/7)
開催場所 群馬県渋川市 高崎健康福祉大学伊香保リンク
結 果 500m(39.86)3位、3000m(4:20.99)優勝
競技大会名(期間) 第47回 全日本ジュニアスピードスケート選手権大会(2024/1/12〜14)
開催場所 青森県八戸市 YSアリーナ
結 果 500m(39.56)優勝、1000m(1:19.15)優勝、1500m(2:01.29)優勝、3000m(4:16.60)優勝、マススタート 4位、女子総合優勝
競技大会名(期間) ISU ジュニアワールドカップ 3戦(2024/2/3〜4)
開催場所 青森県八戸市 YSアリーナ
結 果 1500m(1:59.66)2位、3000m(4:12.82)2位、マススタート 優勝
競技大会名(期間) ISU 世界ジュニア選手権(2023/2/9〜11)
開催場所 青森県八戸市 YSアリーナ
結 果 500m(39:80)3位、1500m(2:00.90)4位、3000m(4:13.32)2位、マススタート 3位、 チームパシュート 優勝
競技大会名(期間) 第22回 エムウェーブ競技会(2024/2/16〜18)
開催場所 長野県長野市 エムウェーブ
結 果 3000m(4:12.45)優勝
競技大会名(期間) FISU 世界大学スピードスケート選手権大会2024(2024/2/22〜25)
開催場所 ノルウェー ハーマル
結 果 500m(40.30)6位、1000m(1:20.93)3位、1500m DNF(転倒)、3000m(4:22.04)優勝、マススタート 優勝
競技大会名(期間) 2024長根サマースピードスケート競技会(2024/8/24〜25)
開催場所 青森県八戸市 YSアリーナ
結 果 3000m(4:13.32)優勝、5000m(7:27.68)優勝
競技大会名(期間) 第31回 全日本スピードスケート距離別選手権大会(距離別選手権部門)(2024/10/25〜27)
開催場所 長野県長野市 エムウェーブ
結 果 500m(39.55)12位、1000m(1:18.08)7位、1500m(2:00.10)9位、3000m(4:14.19)6位、マススタート DNF
競技大会名(期間) 2024/25 全日本選抜スピードスケート競技会 帯広大会 (2024/11/8〜10)
開催場所 北海道帯広市 十勝オーバル
結 果 1000m(1:18.63)2位、1500m(1:59.86)2位、3000m(4:12.85)2位
競技大会名(期間) 2025 ISU 四大陸スピードスケート選手権大会(2024/11/15〜17)
開催場所 青森県八戸市 YSアリーナ
結 果 1000m(1:17.49)4位、チームパシュート 2位、チームスプリント 4位、マススタート 10位
競技大会名(期間) 2024/25 ISU ワールドカップスピードスケート大会 長野大会(2024/11/22〜24)
開催場所 長野県長野市 エムウェーブ
結 果 3000m Div.B(4:10.52)4位、マススタート Div.B 2位
競技大会名(期間) 2024/25 ISU ワールドカップスピードスケート大会 中国大会(2024/11/29〜12/1)
開催場所 中国 北京
結 果 マススタート 棄権

『コーセー小林スポーツ財団の助成を受けて』-------野明 花菜

この度、一年間競技者として助成金の支給をいただいて、競技を行わせていただけたことを大変うれしく思います。

助成金の支給を受けて一番変わったと感じたことは、練習できる場所が広がったということです。大学から、親元を離れ、競技を続けることを決め、練習環境を探していた時に、問題として私の中で感じていたことが、練習できる場所が地元である長野に比べて限られているということでした。また常に指導者が近くにいるわけでもないため、今思えば練習環境としては不足する面も多かったと感じます。そのため自分が選んだ環境で最大限できることをして競技を4年間は続けていこうという思いでした。

今回の助成をいただけたことは、そのような自分の練習環境の改善に大きく繋がりました。高地トレーニングのために長野へ帰ることができるようになり、秋はエムウェーブと大学を行き来することができるようになりました。学業でも競技につながることを学ぶことができ、入学前から学びたいと考えていたことは今でも学び続けることができています。

競技面でも、練習量に不足を感じることなく、長距離選手として本格的に練習を積み始め、距離を移行していきたいと考えていた一年目にそのような環境を作っていただけたことは、私の競技人生においてとても大きな影響をもたらしました。

今後の助成金事業も、学業と競技の両立をしたいという競技者の競技を続ける形の選択肢のひとつとなっていくのではないかと考えます。学業と競技を両立することができる環境は簡単に見つけることはできないかもしれませんが、双方に目標がある場合、その二つはよい影響を与え合うのではないかと私は考えています。一方の学びは、もう一方に何かしらの形で繋がります。結果を追い求めることも競技の楽しさですが、自分の中での学びや気付きを見つけることも楽しさであると、この一年間で感じました。そのような機会を経験させていただけたことに感謝しています。それと同時にこの助成金はこの先も様々な競技者の選択肢を広げていく存在になるのではないかと感じます。

一年間本当にありがとうございました。

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