助成対象者の活動報告と所感

〈2022年度助成〉

渡辺 倫果 選手———スケート分野・フィギュアスケート

活動報告(2023年10月1日〜2024年3月31日)

競技大会名(期間) チャレンジャーズシリーズ  フィンランディアトロフィー(2023/10/13〜15)
開催場所 フィンランド エスポー
結 果 SP 3位、FS 4位、総合 2位 
競技大会名(期間) グランプリシリーズ カナダ大会 (2023/10/27〜29)
開催場所 カナダ バンクーバー 
結 果 SP 7位、FS 6位、総合 6位
競技大会名(期間) グランプリシリーズ 中国大会(2023/11/10〜12)
開催場所 中国 重慶
結 果 SP 2位、FS 2位、総合 2位  
競技大会名(期間) 第92回 全日本選手権大会(2023/12/20〜24)
開催場所 長野県長野市 ビッグハット 
結 果 SP 8位、FS 7位、総合 6位  
競技大会名(期間) 第96回 日本学生氷上競技選手権大会(2024/1/4〜7)
開催場所 群馬県前橋市 ALSOKぐんまアイスアリーナ 
結 果 SP 4位、FS 1位、総合 1位
競技大会名(期間) 四大陸選手権 (2024/1/29〜2/4)
開催場所 中国 上海
結 果 SP 4位、FS 2位、総合 3位  

『ミラノ・コルティナ2026に向けて』-------渡辺 倫果

2022年度助成対象者にお選びいただきありがとうございました。私は、選んでいただいた当時は、ワールドスタンディング外の選手でありました。2024年2月18日現在、世界6位まで来ることができました。

いただいた助成金で世界的な振付家であるシェリーボーン氏と初タッグを組み、2023年~2024年シーズンのフリープログラムを作り上げました。世界の舞台で通用するスケーターを目標に第一歩を踏み出しました。世界を目指すフィギュアスケーターとしては年齢的に遅い第一歩であったかもしれませんが、確かにスタートすることができました。

しかしながら、一歩を踏み出したが故に、今まで見えなかった多くの欠落点を突きつけられることとなりました。自分のスキル不足、メンタルの脆弱さ、ワールドなジャッジングにおいての潜在的な評価など、解決しなければならない事項があまりにも多くあることに気づかされました。

今まで漫然と努力していると思い込んでいた要素が、解決しなければ目標を達成できない明確な要素として浮かび上がってきたのです。どこの岸に向かうのかわからず手探りで泳いでいた状況から、この地点にこの泳法で、ここの部分に注意して向かうという状況に変化したのです。これはアスリートとして最も必要とすることだったのです。

またフィギュアスケートにおいては表現面と両輪をなす技術面に対して助成金を使わせていただきました。特にジャンプについては、高難度のジャンプを組み込むことを世界で戦うための戦略と考えている私にとって、フィジカルのバージョンアップは必須事項となります。今まで自己流で行なってきたトレーニングを助成金にてトレーナーの方と進めていくこととしました。何人かの方に指導を仰ぐ機会をいただき、2023年シーズン途中から専属トレーナーをお願いすることとなりました。

今、新たなパートナーを得て、今までの武器であるトリプルアクセルの安定と4回転の習得を目指して2024年シーズンをスタートさせています。アスリートとして新たな扉を開くための努力に非常に喜びを感じます。

助成金という1つの契機で、世界を目指したい、ミラノ・コルティナ2026 冬季オリンピックに出場したいという目標に対してはっきりとした輪郭が見えてきたように思います。このような機会を与えてくださったことに改めて感謝申し上げたいと思います。スポーツを通じて、多くの方の日常の活力のひとかけらになれるよう努力することで、お返しができればと考えております。ありがとうございました。

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